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3月も中旬を迎え、目にする景色やあたたかくなり始めたことにも、
新しい季節の訪れを感じます。
2020年1月に配信しました「春列車」(現在はアルバム「garden」に収録)は、
春を迎える景色の中、目的の場所へと向かう様子を歌った曲です。
環境も気持ちも変化の大きいときですね。
ゆっくりと。心の向く方へ。
「春列車」、この季節のお供になりましたら幸いです。
配信サイト、youtubeでもお聴きいただけます。
川口直久「春列車」
配信サイト一覧(アルバム「garden」)
youtube(春列車)
『春列車』
早朝の住宅街はわりと静か
公園通りのコンビニへ向かう
まだ朝日を迎え入れる前の空
二月の透き通った風
君はまだ夢の中だろうか 思いを馳せる
会いたい気持ちは誰のせい
やがて僕は自由になった
走り出す電車の音 遠くで聞こえてる
君ももうすぐ目を覚ますだろう
色違いの毎日 僕らをのせて
春はまだか 君に会いにいく
擦り切れながら力強い音で
春列車は走って行くよ
何度も右左揺れながら
やがて僕は自由になった
走り出す電車の音 体中で響いてる
君ももうすぐ目を覚ますだろう
窓越しの光が暖かく僕を包み
待ちきれず 鮮やかな景色を見てる
駅のホーム それぞれに向かい歩く人たち
そこでどんな今日と出会うのだろう
騒がしい改札の人なみをかき分けて
君の姿 探してみる
また今日が始まる
どうしようもない夜をこえて
見失ったりもするけれど
新しい季節は僕らをのせて
春はもうすぐ 君に会いに行く
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